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今更アニメに関して
個人的に気になるのは、アニメ最終回付近で、原作では明らかになった
さくらカードの精霊達はどうなったのか？
その作中の謎が明らかにされずに、曖昧になった件なんですよね。
「火焔」戦で、小狼が持っているんだなと原作未読者でも察することはできますが、じゃあどうやったのか？という点は、曖昧なんですよね。俺は、小狼がよりにもよって、さくらちゃんと互いの気持ちを確かめ合った思い出のクマのぬいぐるみに、魔術式を仕込み、1話時点では読者にすら一切悟られずに超自然にさくらちゃんにぬいぐるみの交換を求めたあのポーカーフェイスっぷりに、「魔術師」としての成長を感じ、非常に残念でしたが、それは俺個人の意見であって、人それぞれ意見が異なることだと思ってます。
…じゃあ、アニメは何故カットしたのか？俺は、小狼の手段は残念でしたが、そうせざるを得なかった理由(大切な人を不幸にさせない為)自体は理解してます。
理由自体は正しいものなんですから、別に説明をカットする必要はなかったはずなんですが…作中の大きな謎の一つなのに、曖昧なままカットしたということは、アニメ関係者は、小狼の行いは間違っている、「アニメ.カードキャプターさくら」の世界観には不適切だとでも思ったのか？と、変な深読みをしてしまいますし、アニメ続編の件も、その有無すら無音沙汰無しなので、非常にモヤっとしてます。
珈琲さん
色々あって、なかなか考察書く余裕がなくて、すみません。
ケロちゃんとさくらちゃんの関係については、私も珈琲さんと同じです。
スッピーは、「主のことを信頼している」って評してましたが、私には「信頼という名の無関心」にも見えました。今年のクリアカード編、かなり悪い意味で印象に残り、色々考えてしまうのは、
守護者(特にケルベロス)のさくらちゃんへの「信頼」
ですかねー
さくらなら一人でも大丈夫だろうと、ゲームをやり始めた例のシーン。スピネルは「主のことを信頼している」と評価してましたけど、いくらなんでも状況的におかしいと感じましたし、そんなものは「信頼」では無いと思いました。(だから俺は、さくらちゃんの周りの連中は無責任な偽善者だと評価せざるをえないのですが)
実際、そのシーンの後に、さくらちゃんは魔法具に襲われ、海渡さんがいなかったら完全に詰んでいたっぽいので、
さくらちゃん一人ではどうすることも出来なかった＝ケルベロスの考えは間違っている。ということになるんですが、
問題は、じゃあ、作者はどうゆう意図でこうゆう風に描写したのか？それが俺にはよく分からなくなってます。
さくらちゃんと守護者の関係性は実は危ういものだと遠回しに伝えたいのか。それとも作者は、本気でケルベロスとさくらちゃんの信頼はあれで良いと思っているのか…そりゃあ解釈の仕方は人それぞれ違うものですが、流石にこの件に関しては前者であってほしいと思いました。
しかし、このクリアカード編は、前作の設定との矛盾が目立つので、作者を信頼できなくなってきてる自分がいます。最終話を読む頃には、作者がさくらちゃんにどうあってほしいのか理解できるといいのですが…
にもさん
でもホント不思議です。
一年前に海渡さんが協会を抜けたということは、この時点で、海渡さんには、秋穂ちゃんを元に戻す方法が分かっていたということになります。
だから、さくらちゃんの魔力の暴走が外的要因である可能性は高いんですよね。(エリオル達が何故そのような考えをしなかったのかは置いときます)だから、海渡さんも魔力を暴走させた容疑者の一人なんですが、少なくとも「自分の考えをカード化させる」という能力は、さくらちゃんの力なんでしょう。(何らかの方法でクリアカードを創る能力を得るなら、海渡さん自身がその能力を得た方が良いので)
不思議なのは、海渡さんとエリオルは、どうやって「さくらちゃんの魔力が強くなり過ぎたら、自分の考えをカード化してしまう」ということを知ったのか？ということです。
エリオルと海渡さんが協力関係なら、情報源が同じでも理解出来るんですが、二人は明らかに敵対関係なんですよね。なのに、二人とも同じ情報を手に入れている。ここがよく分からないです。(まあ、二人がどうやってその情報を入手したのか？というのは、謎の確信に迫るものなので、作者が終盤まで隠し通すでしょうが…)うーん、さくらちゃんと同じ能力を持っていた魔術師が、過去に存在していたとか？その魔術師が、その能力で不幸になったことが知れ渡っていたなら、海渡さんとエリオルが知っていてもおかしくないのですが…
珈琲さん
まぁ…、あくまで可能性として、書いただけですし、
エリオルくんの行動を素直に考えても、当たらないだろうなと思っているので、
私も「さくらちゃんのため」とエリオルくん本人が見当違いの行動をして状況を悪化させていると思います。
（素直に考えるなら、珈琲さんの仰る通り、魔力制御のための修行しますし、仮に協会にさくらちゃんのことを持ちかけた時点で、危険に晒しているし）小狼くんが以前言った「制御出来ない人が制御しようと意識したら、かえって状況が悪化する」は、制御の修行させなかった言い訳にあまりなりませんし。
にもさん
↑のともりんさんとのやり取りで、
>1年前にイギリスに戻った時、協会にエリオルくんが
さくらちゃんが強い魔力を持ちながらも制御は未熟という面を危惧して、何かしらの取引を持ちかけて来た。とありますが、それって、協会に取引を持ちかけるより、さくらちゃんに魔術の訓練をさせれば済む話なんですよね。
今回「何の為なんだろう」というさくらちゃんの疑問から、クリアカードというか、さくらちゃんの魔力の暴走は「外的要因」である可能性が出てきました。が、それは、以前書きましたが、ちゃんと魔術の訓練させていれば、暴走した時におかしいと分かることなんですよね。だから俺は、エリオル達は無責任な偽善者だと思っているんですが…
エリオルのやっていることはおかしいことばかりなので、黒幕説は否定しませんが、俺の場合
エリオルはさくらちゃんの魔力の暴走をなんとかする為、あくまで「さくらちゃんの為」に暗躍している
とかではなく、さくらちゃんに1年間何もせずに魔力を暴走させた方が、彼にはメリットがあり、「エリオル自身の為」に暗躍している、と考えている側です。というか、魔力を暴走させた容疑者の一人に、エリオルは十分該当しますし…と書いておきますが、俺の本命は、
エリオル自身は、さくらちゃんの為に最善を尽くし、そして、ただただ見当違いの行動をし、状況を悪化させただけ
だと思ってます。ともりんさん
海渡さんが旅の同行を選択した、最初の理由は不明ですが、(自分のせいで魔法具にされた女の子に罪悪感を感じたのか、それとも興味を持ったのか、秋穂母に頼まれたのか)しばらくの間は、協力の魔術師として、魔法具に術式を書き込んだり、教会に連絡をしてたりしてたけど、一緒に旅をするうちに秋穂ちゃんを助けたいと思うようになり、1年前に、秋穂ちゃんの魔法具化を戻せる手段が見つかったので、協会に連絡しなくなり、二人とも行方をくらませたから破門になったのでは？
ともりんさん
私も思いました。
まぁ…、海渡さんの以前「返さなかった」という発言と、秋穂ちゃんの魔法具モード暴走時の発言、
あと珈琲さんと話したエリオルは協会と繋がっているんじゃないかといった時の考察も交えて考えると、1年前にイギリスに戻った時、協会にエリオルくんが
さくらちゃんが強い魔力を持ちながらも制御は未熟という面を危惧して、何かしらの取引を持ちかけて来た。
↓
その時、エリオルくんは、さくらカードには手を出すなという感じだったのかもしれないけど、
クロウさんや李家を目の敵にしている一族は、
秋穂ちゃんにさくらカードを奪わせることを企んだ。
（エリオルくん・李家は、それを想定していたから、小狼くんにさくらちゃんからさくらカードを引き離せるように、修行させた）
↓
その一族や協会の企みを知った海渡さんが、その計画に乗っかった上で、秋穂ちゃんを助けるために、
無断で秋穂ちゃんを連れ出して、香港に。
↓
慌てた一族や協会は、返すように海渡さんに命令したけど、聞き入れなかったため、破門。という可能性はあるかな？
あと今回の話で思ったのが、
さくらちゃんに、カード作りやあのローブ小狼はさくらちゃん自身が望んだことだと、周囲も含めて、本人に思わせようとしている気がします。無理矢理誘導するような感じもしますし。
さくらちゃん自身が、疑問を持ち始めているから、まだ良いかもしれないですが…。
あと、クリアカード発現もさくらちゃん1人で立ち向かわざるを得ない状況にしている気がします。
（クロウカードやエリオルの時は、人気がなくなる時間や場所で事を構える余裕や、相手側にも若干の配慮があった気がする）さくらちゃんの魔法具化は流石にないと私は思いますし、小狼くんとさくらちゃんが対立するような展開もないと思います。
「戻れなくなる」と今のところ、名指しされているのは、さくらちゃんと海渡さんの2人で、
秋穂ちゃんはまだですし…。
さくらちゃんが「破壊」を作った過程を見ると、
小狼くんがさくらちゃんや秋穂ちゃんを傷つけようとすることは敵に操られでもしない限り、価値観が違うとはいえないと思いますし、エリオルに操られた時も、必死に抵抗してたので。
あと、さくらちゃんが否定したのは、ローブの小狼くんに対してというよりは、「これを望んでいるのはあなた（さくらちゃん自身）だ」と言う花が言ったことに対してかなと思いました。何やかんや色々あって、考察書くの、久しぶりですね。
クラフティさん
ミヒャエル・エンデのモモがクリアカード編に関わっているのでは、とは随分前から私は思っていて、考察もしていましたし、特に驚きはなかったです。珈琲さん
モモと秋穂ちゃんのお母さんが知り合いだったというので、繋がりがあったのでは、という予想は当たった感じはしますが、私も珈琲さんと同じ理由で、
形見の時計は、海渡さんの寿命を何とかする類のものじゃないのかなと思っています。形見の時計が、アニメでは鍵に変わっていた件についての考察
形見の時計の改変については、以前、にもさんと意見交換して、
あの時計の役割は、海渡さんの削った寿命をなんとかする為であり、アニメが鍵に変更していたのは、アニメの方だと、さくらちゃんも時を戻す魔術を使用しているので、その辻褄を合わせる為
となり、筋は通っているので納得してましたが、今回、秋穂母とモモが知り合いだった事で、またこの件に疑問かを出てきました。海渡さんが時を戻す魔術を行使しようとした際、モモはかなり焦り、力ずくで止めようとしていました。
仮にあの時計が海渡さんの寿命をなんとかする為のもので、秋穂母から、その時計のことを伝えられていたら、あそこまでモモは焦ったりしないはずなんですよね。
モモが秋穂母から何を託されたのか謎ですが、親友の時計に力を与えたことを、モモに伝えない理由がないので、あの時計の役割は寿命をなんとかする為のものではないのでは？となってます。そもそも、秋穂母→モモ→海渡さん、この繋がりが謎です。
秋穂母からモモはなにか聞いたと思うんですが、じゃあその内容を海渡さんに伝えていないのか？海渡さんは秋穂母の思想を把握しているのか？これらも疑問です。「二人のアリス」の為、秋穂母が過去に色々画策しており、さくらちゃんと秋穂ちゃんが最終的に助かるように導いていることをモモ経由で海渡さんも把握しているなら、海渡さんがこうも寿命削ったりしてまで暗躍することはないと思うんですよね。というか、秋穂母の導きがあるのに、海渡さんがさくらちゃんに協力を求めないのがおかしいです。
立場上、モモが秋穂母に聞いたことを海渡さんに伝えられないってことはあるんでしょうが、どっちみち、時を戻そうとした海渡さんへのモモの焦りようから、時計の改変の考察は違うかなとなってます。
何でアニメは鍵に変更になったんだろう？
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