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では、”アニメの世界線に視聴者側に疑念を持たせる”意図についてですが、今回の話の大きなキーワードである「夢」が関わっているかと。
原作ではさくらちゃんがいつ夢に入ったか出たかが分からない描写があり、さくらちゃんが過ごす現実の世界（優しい世界）と得体の知れない不気味な夢の世界の境界線を曖昧にしてます。
それをアニメでは上記のような形で表現しているのかと。さくらちゃんの星の力が、制御出来ない程強くなっているように、”夢の力が強くなっている”ことがモモ様の台詞から語られます。（星の力と夢の力が比例する形で強くなっている）
つまり、物語が進む毎に、さくらちゃんがこれまで過ごしてきた優しい現実の世界が、得体の知れない不気味な夢の力により侵食されていく不安を、さくらちゃんだけでなく、読者と視聴者にも植え付けているんです。
そして、今後それがピークに達し、真実が明らかになり、事件が解決した時、夢から覚めたように、さくらちゃんも読者も視聴者もクリアな気持ちになって、現実の世界に戻っていくというのを、CLAMPさんは狙っているのではないでしょうか？アニメは続編がある前提で書いたのと、かなりの長文になってしまいましたが、以上です。
では、アニメ後半ですが、前半”視聴者がアニメの世界線に疑念を持たせる”役割を果たしていた劇場版2については、作中の謎の1つとして、少しずつクリアになってきました。しかし、CLAMPさん側としては、クリアカード編が至る結末のために、視聴者側に”アニメの世界線に対する疑念”を解消させたくありません。そこで、後半用意した次の手が、登場人物の発言に、前作アニメさくらカード編との矛盾を持たせることだったと思います。12・13・18・19話で出た矛盾は、アニメを見た人なら「あれ？」と思うことが多いものばかりです。
これらの矛盾により、視聴者側が「アニメの世界線は矛盾があって、おかしい」「いつその矛盾は解消されるのか？」と、アニメクリアカード編の話に引き込むようにしたんだと思います。矛盾がこうして考察されること自体、CLAMPさんの術中に、上手くはまった証拠なのかも…f^_^;
何故意図的に矛盾を入れたか…、ここからは、私の推測ですが、珈琲さんがよくおっしゃる「アニメクリアカード編の世界は矛盾があって、おかしい」というのを視聴者側に思わせるためかなと。（今後の展開も多少関係するとは思いますが）
以前、原作クリアカード編が始まった時、前作終了時と違うことから、クリアカード編はさくらちゃんの夢の世界の話ではないかという説が結構ありました。それとある意味同じかと。アニメ放映前に、原作最終回準拠のOVAと劇場版2の両方に、「クリアカード編に繋がる物語」と宣伝したことで、私も含めて多くの方が、「新作アニメの設定は、劇場版2の続きでいくのか、原作のアニメ化なのか？」不安になりました。
放映されてからは、アニメ前半は、アニメさくらカード編の続編なのは分かったものの、劇場版2の劇中劇のアルバム写真が出るまで、劇場版2の続きなのか、目に見える形では分かりませんでした。
アニメクリアカード編の放映前・前半は、劇場版2の続きであるにも関わらず、原作でのエリオル邸の設定を加えてたり等して、劇場版2の出来事の意図的に曖昧することで、アニメの世界線に視聴者側が疑念を持つように仕向けたんだと思います。珈琲さん
他の方も話しているアニメでの矛盾について、皆さんの話を見ながら、私も改めて考えたんですが、CLAMPさんが意図的にやったものかなぁと思います。
前作アニメはEテレでは直前までセレクションとはいえ、再放送もされてましたし（それ以前にも何度も）、認知度も高いので、矛盾が出たら、前作アニメの放映時と違ってSNSも発達しているので、すぐに指摘されてしまいます。それと、今回大きく指摘されている矛盾が出始めたのは、劇場版2を除くと、OPが変わった後半（12・13・18・19）に集中してます。私がわからないのは、なぜ海渡がさくらちゃんの存在を知っていたのか、ということなんですよね。
原作をもとに考えると、さくらちゃんは世界一の魔術師ですが、それを悪用しようとした裏の世界の関係者が現れた様子は、クリアカード編までありません。
それが何を意味するのか。
誰かがさくらちゃんを守り隠していて(この場合、李家が有力)、何かが起こってそれができなくなったのか、あるいは、さくらカードを完成させた時点で何かがあって、さくらちゃんの力が裏の世界の関係者に利用されて、それがクリアカード編につながる？最近、まともな考察してないな…というわけで、秋穂ちゃんの正体についての最近の考察まとめ
①現状、自分の中で『彼女』の名前が『詩之本秋穂』である理由で有力なのは、
彼女が無意識に、『さくらちゃんと友達になる』為に、自分で『詩之本秋穂』と名付けた
というものです。
客観的に、血縁関係であろうと、『木之本桜』と名前が似ているのはやはりおかしいと思います。
クロウの血縁ならエリオルが知らないとおかしいですし、(彼女が偽名を名乗っている様子も無い)
撫子さんの血縁、正直あり得ると思っているのですが、それでも『詩之本』はおかしいですし、そして、海渡さんが敵対している理由が必要になりますが、現時点の情報では不明、仮にしても想像の域を出ないので、この線も今回は除外します。(今後出てくる可能性に期待します)
となると、秋穂ちゃんの記憶、経歴も疑わしいものになるので、今回の考察では参考にしないことにします②そして、もう一点気になるのは、皆さんの考察にあった
彼女はさくらちゃんだけではなく、全員と似ている
というものです。なるほど、確かにそうだなと思いました。
・さくらちゃんとは言わずもがな
・友世ちゃんと同じコーラス部に所属し、歌唱力も高い
・小狼とバトミントンで張り合えるほどの運動神経
・利佳ちゃんから貰った絵本を大切にする
・山崎君の嘘に引っかける
…さくらちゃんたちとここまで仲良くなれる要素が詰め込まれているのは不自然です。実際、二人が友達になったのは、作中で書かれていたように、名前が似ていることをさくらちゃんが指摘したのがきっかけでした(どのみち仲良くなっていたと思いますが)
③そして最後に重要な点は、彼女からは魔力を感じないという点…
改めて、以上①②③から、『詩之本秋穂』は、木之本桜が友達が欲しいと望んだことによって創られた『クリアカード』ではないか(あるいは似た存在)と考察しました。
彼女がクリアカードだと、海渡さんが敵対している理由、そして、さくらちゃんに何も言わない(言えない？)のも説明できます。
以前書いたように、さくらちゃんは秋穂ちゃんをカードにすることが出来る存在。と同時に、さくらちゃんのおかげで海渡さんは秋穂ちゃんに出会えたので、さくらちゃんに敵意は無いのですが、エリオルたちに秋穂ちゃんの正体を知られると、秋穂ちゃんの為にも、そしてさくらちゃんの為にもならないので、目的を果たすまでは邪魔な存在でしかないと考察できます。
そうなると、海渡さんの目的は、「秋穂ちゃんを人間にすること」になるのが自然ですが、原作最新話から、さくらちゃんではなく、小狼に何かをする可能性があるので心配です。最新話、二人が似ている点が、血縁関係で済ますことができない、何か切ない結末を予感させてしまいます
長文にお付き合いいただき、ありがとうございます
スプレットシートに新たに書き加える方法がよくわかってない…（なんて事務作業ができないダメな奴なんだ）
「さくら、小狼クマの送り合い」そのものがアニメだと時間がずれている。
第70話「そのくまさん頂戴」→劇場版2「小狼くん、だいーすき！」→「さくら、小狼が香港に帰る時、徹夜でくまをつくる」→クリアカード一話
管理人様
こちらこそ、仕事がお忙しいにもかかわらず、何度も連絡をしてしまい、申し訳ございません。
おっしゃるように、運用面等にも関わると思うので、管理人さんのペースで進めていただいて大丈夫です。（寧ろ、どこまで出来るか分からないのに、提案ばかりしてしまって、すみません）管理人です。(続)
＞＞はとぽさま
ご登録＆シートの作成ありがとうございます。データのまとめ方は素晴らしいの一言で、私もぜひ参考にさせて頂きたく思います。ただ、はとぽさまのおっしゃる通り直接アクセスしてしまうと、他のご利用者さまのアカウント名が表示されてしまう可能性があります。これを回避するために、参照用のシートを本サイトの特設ページに埋め込んでみようかと思うのですが、いかがでしょうか。管理人です。
＞＞にもさま
ご提案ありがとうございました。今回の試み自体は非常に面白いと思いますし、極力皆さまの希望に添えるような環境を作っていきたいのですが、仕事の都合上早急な対応ができない場合があります。何度かご連絡を頂きましたが、今回の様な企画は運用面の検討もありますので、お時間をいただければと思います。クラフティさん
いえいえf^_^;
私も、ともよちゃんねる内でどこまで出来るか分からない段階で、色々これまで考えていたことを洗いざらい書いてしまった面があるので、気にしないでください。それに、クラフティさんがおっしゃることも分かるので。にも様
昨日は、にも様お一人に任せきりと言う意味に伝わってしまったようで
大変申し訳ありませんでした
ただこういったまとめものは
はとぽ様のご提案ような形もありますが
やはりサイトを総括されている管理人様が取り決めを新しく考えたり
定期的な表の管理＋まとめ役のような方が自ずと必要になって来ると思うんです
そしてその一部の皆様が大変になりがちなケースがよくあるので
そうならないように微力ながらご協力出来ればと思ってのコメントでしたが
うまく言葉に出来ず申し訳ありませんでした珈琲さん
あ、すみません、あいさつ抜け落ちてました(汗）
失礼しました確かに…クロウの血縁情報はどこから…？？ですよね…
もしかしたらクリア編コミックの特典で原作系の最後をアニメ化したＤＶＤがありましたよね
そのせいかもしれませんね原作のみで、アニメを知らない人、アニメ派で原作を知らない人、今回が初めてで当時のものを全く知らない人、劇場オンリーの人、色んな人が見れるようにしたとか？
(別に肩持つわけではないですけど…）
ただ、全部知ってると「あれ？」っていうのがでてきますよね
これ、原作だっけ？アニメだっけ？と…「クロウの血縁」設定…意味があるとしたら、単純にクロウの血縁だから魔力が制御できなくなったとかでしょうか…(汗）
それともクロウも同じ理由で悩んだとかのエピソードぶっ混むとか？(苦笑)まぁ、「さくら」も「ツバサ」も「ホリック」も原因は「クロウ」ですし…
そう思うととんでもないな…クロウさん…(苦笑)ぴよこさんはじめまして
アニメの矛盾、特に「クロウの血縁」は特に謎です。海渡さんが「時間を戻した」とか「記憶を改竄した」とかですら誤魔化せるレベルではない矛盾なんですよね。(読者の知らないところで、エリオルから説明されたのか？そんなのありなの？)
…そもそも何故言った？
さくらちゃんの魔力が強くなりすぎている理由を説明するためでも、ちゃんとアニメ時系列だと、「クロウの血縁ではない」さくらちゃんがここまで魔力が強くなるとは想定していなかったということにしておけば、展開的にも矛盾が起きないんですよね…(原作の方は、さくらちゃんの魔力を強くした張本人が、不幸になると知っていて対策をしていなかったという矛盾が起きているというのに！！)
「クロウの血縁」なんて、今後のさくらちゃんにとっては、百害あって一利無しなのに、何故唐突に追加したのか？今後の展開で「クロウの血縁」であることが重要な意味になるから設定を追加したと思ってますけど…矛盾させてまでやることだったのか(遠い目)
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